東京新宿天然温泉テルマー湯
「職業、イケメン」の看板が強烈に歌舞伎町感を演出するそのエリアに、東京新宿天然温泉テルマー湯はある。新宿、歌舞伎町といえば、新宿メンズサウナこりこり、グリーンプラザ新宿メンズサウナには行ったことがあったが、久ぶりにその周辺をふと歩いてみると、「テルマー湯」なるスパがあり、思わず入ってしまった。
最近できたらしい。
一言でいえば、歌舞伎町らしくなく、「綺麗」で「いい匂い」がする。おっさんの行くとことろではなく、お兄さんとお姉さんが行くところという雰囲気だ。「風呂屋」ではなく「スパ」。「サウナ放浪日記」にはふさわしくない店なのだが、即日会員になってしまった。
地下2階、地上4階の大規模施設は、リラクゼーションがメイン。マッサージはタイ式と通常のもの、アロマ系のものがある。「首をバキっ」てするのじゃなくて、ストレッチ系でしょう、多分。タイでも最近はやらなくなった(背中のツイストはやる)。
ちなみにサウナはドライ系、スチーム系(+塩)があり、どちらもスタンダード。水風呂は丁度良いくらいだが、ドライ・サウナの横にあったほうが絶対にいいと思う。(伊豆から運搬している)天然温泉ということだが、新宿は地下が大変なことになってそうで、「掘る」選択肢はないのでしょうね(掘ったら何かでてくるでしょうけど)。
客層に特に特徴的なものは感じなかったが、外国人のお客が結構入っている印象。土地柄そうなのだろう。手ぬぐいではなく、バスタオルを頭に乗せて湯船に入っていたアジアのお客(多分観光客)が微笑ましかった。
HPの「言語」を選択すると、英語の他、韓国語、中国語(二つ)、ロシア語、タイ語、フィンランド語とある。ロシア語まではまあ、わかるが、最後の二つは少し驚き。タイ人は確かに一定数観光で来るのだろうが、フィンランド語とは・・・そもそもフィンランド人、英語読めるでしょう。普通に。「フィンランド人はどこに行ってもサウナを探すはずだ。それならそっちの言葉もニーズがある。」ということか。さすがMETOSの国、フィンランド。日本では旧中山産業のメトス。その気持ちはわかるが、やっぱり英語でいいんじゃないか。
メンバーなら平日、2148円。場所を考えれば絶対に安い方。新宿での飲みの前に風呂。一種の贅沢。しかし酔っ払った後だと危ない。
新宿、歌舞伎町。天然温泉。「職業、イケメン」なホストたちも多数来るのだろうか。