THE SPA成城
「成城」と「スーパー銭湯」はあまり似合わない組み合わせだが、千歳船橋、祖師ケ谷大蔵と言われるとなぜかしっくりくる。THE SPA成城の最寄駅はこの二つだ。
仕事で成城に行くことがあり、その帰りにTHE SPA成城によることがある。歩いて行くには遠いので、千歳船橋から送迎バスに乗る。セントラルウェルネスクラブ成城の中にあるこのスーパー銭湯は、黒湯がその売りだ。他の黒湯銭湯と異なり、湯量が豊富なのがいい。
黒湯とはwikiによれば・・・
源泉地により若干の差異はあるが、黒湯と呼ばれる温泉は、フミン酸などの有機物が含まれることによって透明度の低い(10cm程度)黒褐色の湯となり、大半がpH8〜9程度の弱アルカリ性になる傾向がある。なお、フミン酸の含有量によっては、3cm未満の極めて黒く低い透明度になることもある。メタケイ酸や重曹類を多く含み、海因性の温泉とされることから、浴場によってはNaCl(塩化ナトリウム=食塩)、ヨウ素イオン、メタほう酸塩などが含まれることもある。療養泉における泉質の分類上は、炭酸水素塩泉や塩化物泉等に該当する。また、泉温は18℃程度の常温の冷鉱泉であるが、溶存成分により温泉法上の温泉規定に該当する。アルカリ性で肌がすべすべになることから、「美人の湯」ともよばれている。ただし、アルカリ性であるために、同じアルカリである石鹸を多用すると皮膚の角質が臆弱化することもあり得る。
とのことだ。黒湯の湯船が大きいのがいい。サウナは普通だが、水風呂が深くて、温度も丁度良い。リラクゼーションも充実しており、女性客も多い。家族連れも多い。値段も安い。家から近ければ絶対に通うだろう。
1Fがユニクロであり、結構大きい。帰りの送迎バスの待合時間で思わず買ってしまうのは、ユニクロの価格戦略故か。
千歳船橋で乗り、経堂、豪徳寺、梅ケ丘と世田谷の住宅街を車窓で眺めながら、世田谷区から品川区に帰る自分がちょっと寂しい。いや、品川にも「池田山」があるではないか。成城vs池田山。金持ち感は前者だが、初めて歩いた時のインパクトは後者の方が大きかった。初めて池田山を歩いたのは、実は東日本大震災の時で、四谷から歩いて帰ろうとしたときに広尾方面から迷ってそこに入り込んだのだが、急に雰囲気が変わって驚いた。一番町から六番町までを凝縮したようなエリアだった。
話が全然飛んでしまった。THE SPA成城。おすすめです。